
シンガポール3日目の朝。

この日の朝ご飯はチャイナタウンの中心部にある大型のホーカーズ
「Maxwell Food Centre マックスウェル・フードセンター」へ。

古くからシンガポール人に愛されているホーカーズの一つなのだそう。

朝なのでまだオープンしていないお店もちらほら。

ストールが3列キレイにならんだホーカーズで、いろんなジャンルのお店が並んでいるけれど、
チャイナタウンという場所柄中華系のお店が多かった。

朝ご飯。

比較的衛生な感じのお店が多く特に抵抗なしに食べられる。

朝なのでガラガラだけれど、お昼は席の取り合いが始まるほどすごい人気。
相席も当たり前。
こんなに悠々と食べている姿は貴重な写真の一枚らしい。

一度ホテルに戻って軽く準備をして再びロビーに集合。
今回の旅の一番の目的、「シンガポールZOO&リバーサファリ&ナイトサファリ」

時間配分から「リバーサファリ」で「アマゾンリバークルーズ」から回ることに。
ところが、ここで急な大雨。
滝のような大雨に「アマゾンリバークルーズ」も休止中。
ひとまず屋根のあるパンダ舎なんかを見て回ることに。

1日目は寝ていたパンダはなんとも言えない様子で。
人間が入っているかのような格好。
シワまで着ぐるみみたい。

1日目にまだ日本にいたマサには初めての景色。
他3人は2度目の景色。

雨が小降りになったので、「アマゾンリバークルーズ」はひとまず後回しにして
お隣の「シンガポールZOO」へ。
・・・・で、腹ごしらえ。

カレーとか、フィッシュアンドチップスとか。

傘がいらないくらいのポツポツ雨になったので、トラムを使いながら園内を見て回る。

やっと日が出てきた。

シロサイ。
ちなみに、シロサイは白いからシロサイではありません。
クロサイと見た目の色はほとんど同じ。
見た目で判断するには口を見ます。
幅広で平らな口をしているのがシロサイ→地面に生えている草を食べるため。
尖った口をしているのがクロサイ→葉や小枝、果実を摘まみとって食べるため。

マレーバク。
森林開発による生息地現象のため、現在レッドリストに入っている。

チーター。
個人的にチーターの展示は日本の多摩動物公園が一番!!
元気に動き回っているし、なんといっても突然変異個体のキングチーターを見ることができる。
斑点が繋がって帯状になった珍しいチーターで、すごいレアなんだけど
それが日本で見られるので本当にオススメ。
(キングチーター写真→
http://maroyan0214.blog.fc2.com/blog-entry-1745.html)

ミーアキャット。

オスライオン。
1日のうち22時間は寝てるのだそう。

メスライオン。

こちらも。

レオパード。ヒョウです。
すぐ近くにいたのに、周りの茂みにすっかりなじんでてちょっとビックリ。
こんな風に身を隠されたら全くわからない。

ピューマ。別名クーガ。
視覚、聴覚共に優れていて運動能力が素晴らしい!!
跳躍力はなんと5m程の高さの木の枝まで、垂直に跳び上がることができると言われている。
木登りもうまいし泳ぎもうまい。
特徴は前足が小さく(短く?)、後ろ足が大きいところ。
耳の裏側とシッポの先が黒いところ。

・・・・・・とここで、うめちゃんとマサはリタイヤ。
外で待ってると言い出した。
というわけで、ここからはミンさんと2人で園内を回ります。
後になって気づくのだけど、ミンさんも私も手持ち現金0円。
お財布組が離れてしまい、飲み物一つ変えない自体。
カンカン照りの暑い中、脱水症状になりながらもなんとかカードを使えるお店を発見して
飲んだジュースの美味しかったこと。
ミンさんが買ったアクエリアスがまさかの炭酸で、一気のみして吹き出してたっけ。
それもいい思い出。

先ほどまでの大雨でびしょ濡れになったナマケモノ。
多分、ゆっくりすぎて雨をよけるところまで行けなかったのだと思う。
あの滝のような大雨にずっと打たれていたと思うとなんだか気の毒。
のんびり姿がとってもかわいい。

ここからミンさんの視力の良さが大活躍。
大きな大きなハウス内に、色んな動物が放し飼いになっているものだから
どんな動物に会えるかは運と視力にかかってる。

ミンさんの動体視力と優れた眼力で、次から次へと動物発見。

私ひとりだったら、おそらく3分の1も見つけられなかったと思う。

ワオキツネザル。

ハウスを出て、ここからは個別の展示。
テングザル。ボルネオ島の固有種。
昔、このテングザルを見たくてボルネオ島に行きました。
とにかく温厚で争いを好まない優しい性格。

マンドリル。
かなり特徴的な顔。
こちらも森林伐採などによる生息地の減少でレッドリスト入り。

とにかく大きい!!クロコダイル。
もはや恐竜に近い。

コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)
下の写真はなんだったか名前を忘れました。

エリマキトカゲ。
襟巻きが見えないとただのトカゲ。

ニシダイヤガラガラヘビ。
しっぽの先についているガラガラが特徴的的なガラガラヘビ。
実はこのガラガラは脱皮をするごとに1節ずつ増えていくのだそう。
平均8個の節ができ上がり、古くなった節は先端から切り離されちゃう。
威嚇する際はこのガラガラを超高速で振ることで、節同士がぶつかり合い、
シャカシャカというマラカスのような音が鳴るのがその名前の由来。
ガラガラヘビの毒は主に「出血毒」、プラスわずかな「神経毒」
このガラガラヘビに噛まれると激痛が起き、出血が止まらなくなり、
噛まれた部分の細胞がどんどん破壊されいくという怖さ。
ガラガラ音は威嚇音。ガラガラヘビは臆病な性格なので聞こえたらすぐに逃げよう!!

タランチュラ。フサフサ。

カイマントカゲだったような・・・・(合ってるか不明)

エメラルドツリーボア
ボア科の蛇は無毒です。

オオハシ。
人に慣れるし、寂しがり屋な性格。
首をかしげる姿とか、なんとなく仕草が愛らしい。

ちょっとわかりにくいのだけどキングコブラ。
胴体をたどっていくと頭も写っています。
世界最大の毒へビで、
トグロを巻いて、首を持ち上げるコブラ独特のファイティングポーズが有名だけれど、
なんとその高さは大人の胸元くらい、子供の背丈ほど持ち上がるのだそう。
しかもその体勢のまま移動できるという恐ろしさ。
毒は「神経毒」で、強さは毒蛇ランキング46位(まむしは76位)
あれ?そんなに強くないの?と思いきや、注意すべきは毒の注入量。
体が大きいだけあって、一度に分泌される毒の量が他の毒蛇の数倍。
あぁ怖い怖い。

セグロジャッカル。

アナコンダ。

ガボンアダー。
全身が写っていないけど、短めの長さでツチノコみたい(見たこと無いけど)
毒の主成分は「出血毒」
一旦噛み付くと、獲物が死ぬまで離さないのが特徴で、ひと噛みで出す毒量は平均350mg。
ちなみに人間の致死量は60mg。
まず助からないなぁ。

マントヒヒ。

ホワイトタイガー。
インドに生息するベンガルトラの白変種。
体が白いのはもちろん、肉球の色が肌色で目が青い!
ホワイトタイガーは世界でも250頭ほどしか居なくて、そのほとんどは飼育下。
野生のホワイトタイガーはほぼ絶滅と言われているそう。

さて、スタバで寝ていたという、うめちゃんとマサとリバーサファリで合流。
シンガポールで無くて日本でいいじゃん!
と言いながら次の目的へ。

1日目も雨で断念し、この日の午前中も雨で断念し、
3回目のチャレンジでやっと行けることになった「アマゾンリバークルーズ」

船に乗って動物を見ながらアマゾンの川下りを楽しみます。

小さな滝が合ったりしてラフティング気分。
ディズニーランドのようなアトラクション。

船の乗りながらなので、動物の写真はブレブレでなかなか撮れず。
唯一撮れたオオアリクイ。
他にジャガーなんかも見ることができた。

シンガポールZOOもリバーサファリもスタンプを押してもらえば1日出入り自由。
記念に押してもらって、最後の目的地「ナイトサファリ」

「シンガポールZOO」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」はみんな隣同士。
19時15分オープンの「ナイトサファリ」を目指してぞろぞろと行列ができている。
(ショップは17時〜・レストランは17時半〜)

入り口を入ってすぐの「ジャングル・ロティサリー」で腹ごしらえ。

ロティサリーチキンとマッシュルームのスープと、モッツァレラチーズフライ。

食事をしているとすぐ隣のステージで「トゥンブアカ・パフォーマンス」という
トゥンブアカ族の戦士によるファイアー・ダンスが始まる。

実は、今回の「ナイトサファリ」は特別なツアーを申し込んだ。
1日1組限定の「バギーツアー」だ。
「ナイトサファリ」は数十人乗りのトラムを使って園内を回るのが主流なのだけど
こちらは7人まで限定のバギーでの個人ツアー。

日本で調べてみたもののこのバギーツアーの情報はほとんど無かったので、
マサが日本から英語で現地の人とやり取り。
当日インフォメーションで申し込みの旨を伝えると今回は私達4人の貸し切りでした!!

「ナイトサファリ」に入場する行列の中、私達4人だけ特別に案内してもらる優越感。

特別な入り口から入場して特別な道を通って進む。

大人気のアニマルショー「クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショー」
こちらにも専用の席が用意してあって悠々とショーを見ることが出来る。
スナドリネコの大ジャンプ、フクロウが飛び回ったり、大きなヘビが出てきたり、
コツメカワウソがゴミの分別をしたり、ストーリー性のあるユニークなショーだった。

ショーのあとはバギーで園内を回ります。
こちらのバギーはこの広い園内でただ1台、私達だけの貸し切り。

園内は4つのトラムルートがあるので、コースごとにわざわざ乗り換えなければならない。
トラムを乗るのにもこんなふうに大行列なので、なかなか大変そう。
バギーは最初から最後まで園内をくまなく案内してもらえるので楽々。

「ナイトサファリ」だけあって、写真はブレブレになってまず撮れません。
けれど、普段見る昼間の動物園とは違って動物たちが活発的に動いている。
写真を撮るのはやめにして記憶のシャッターを切ることに専念。

カバ、インドサイ、インドオオカミ、ブチハイエナ、シマハイエナ、バビルーサ、ナマケグマ、
スイギュウ、ヒョウ、ヒマラヤタール、スナドリネコ、マレートラ、サーバル・・・・
色んな動物が居たけれど印象的だったのは「ライオン」
24時間中22時間しか起きていないライオンの活発に歩く姿。
ライオンは6km先のライオンと会話ができるそうで、
隣にある「シンガポール動物園」のライオンとも話しをすることがあるそう。
そんなライオンの声。
遠くから聞こえる不気味な声の正体。
心臓に響くような低い声が今でも耳に残っている。

オリに囲まれていないので、今にも動物たちが近寄ってきそう。
動物たちとの間には川で仕切られていたり、見えない電線で囲われていたりする。

時にはバギーを降りて園内を歩いて見ることも。
トラムは数秒間だけ動物たちの前で止まってくれる感じだけれど
バギーは納得いくまでその場に止まってくれる感じ。
ゆっくりと動物を見ている私達の横を何台ものトラムが通り過ぎる。

こちらは貴重な体験。
バギーを降りて象への餌やり。
バケツを持った飼育員さんが隣について、どんどんリンゴやバナナを渡してくれるので、
それを片っ端から象の鼻に持って行く。
ナイトサファリの中で動物に餌をあげられるのはバギーに乗った私たちだけ。
なんだか特別感。
すぐ目の前に象がいて、暗闇に浮かび上がる象の姿が新鮮で、
あの鼻の硬さやゴワゴワ感、あの風景は忘れられない。

今回ガイドをしてくれたのは大阪に2年留学したことのあるアルバイトの女の子。
申し込んだときに私達が日本人だったので、
日本語を少しでも話せる人をガイドに付けてくれたのかな?
バギーを降りてツアーが終了した後も園内のフィッシングキャットトレイルを案内してくれました。
英語と日本語を交えて一生懸命使って説明してくれたとってもかわいいシンガポール人。
最後はみんなで記念撮影。

夜食を食べて帰ろうということで向かった先はオーチャード。
24時間営業ののお店があるホーカーズ「Newton Food Centre ニュートンフードセンター」

南国らしいオレンジ色の屋根の建物と、椰子の木に囲まれた大規模なホーカーズ。
日曜日の夜なのにすごい人。

客引きも結構多くて席にまでビールを売りに来る。
それはまぁ賑やかなこと。

このホーカーズはシーフードのお店が多いことで有名なのだそう。

シンガポール、ラストナイトの夜ご飯は安いホーカーズ。

アジアの夜は遅くまで遊べるから面白い。

帰りがけ、ホテルの近くにあるスターバックスで飲み物を買って解散。

ホテルに戻って記憶が無いくらいぐっすりと寝て、あっという間に次の日の朝。
7時45分にはホテルのロビー待ち合わせ。

そのままチャンギ空港へ。
飛行機のフライト表が昔のベストテンみたいなカチャカチャと数字がめくられる方式で
なんともかわいらしい。

お土産なんかの買い物をして、飛行機に乗る前に腹ごしらえ。
最後のシンガポール料理。

私はシンガポールで一番気に入った「バクテー」
骨付きの豚肉を香辛料やニンニクで煮込んだスープ。
ホロホロになった豚肉が美味しいこと。
うめちゃんはカヤトースト。

自分の番号が表記されたら取りに行くシステム。
とてもわかりやすくて便利。
さて、この後は11時発の飛行機に乗って約7時間の旅。
19時に羽田到着。
そのままエリカの実家へマロンとブレアを迎えに行きます。
波乱万丈な出だしで、なかなか予定通りに行かない旅だったけれど
1日遅れでシンガポール入りしたマサも、予定外のプールで水着が無くて下着で泳いだことも、
雨に降られてただただ呆然と何もせず過ごした時間も、
今ではみんないい思い出。
次はハワイに行くぞ−!!
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