2017年3月21日 フランス旅行6日目

パリ最終日。
夜19時の便まではホテルの近場を観光。

チェックアウトを10時頃に済ませて、荷物をホテルに預けてオペラ座(パレ・ガルニエ)へ。

平日のため課外授業の学生の団体客が多く、入り口はすでに行列。
40分ほど待って中に入る。


バロック様式を取り入れた建築、金色の装飾はとっても豪華。




グラン・フォアイエ。
この大広間はロビー。
開演前や幕間を過ごすためのスペース。



オペラ座の怪人の舞台となった劇場。

このオペラ座の地下に住み着いていた醜く生まれついた怪人(ファントム)が
プリマドンナのクリスティーヌに恋をし、彼女を連れ去ってしまう。
クリスティーヌの目の前で彼女を助けに来た恋人がファントムの手で首にロープをかけられる。
ファントムの出した条件は「恋人を助けたければ自分の言いなりになること」
クリスティーヌは見た目だけでなく心まで醜く歪んでしまったファントムを哀れに思い、
ファントムに2度の接吻をする。
醜い容姿にも関わらず接吻をしたクリスティーヌの愛がファントムの心を溶かす。
ファントムは復讐や執着を捨て去って二人を解放するが、
怪人の愛はクリスティーヌが亡くなったあとも永遠に続くというストーリー。

舞台に向かって左横の「5番ボックス席」が怪人の指定席。

そしてオペラ座の歳代の目玉がこのシャガールの天井画「夢の花束」

よーく見るとエッフェル塔や凱旋門などパリを代表する建築物が描かれている。

オペラ座のあとはお昼ごはん。
ムール貝を中心としたチェーン店「レオンドブリュッセル」
本店はベルギーだけれど、パリでは知らない人がいないくらいの超有名店。

バケツいっぱいのムール貝。

ランチの後はお土産を買うためにプランタンの裏にあるモノプリックスへ。
たまたま見つけた若者向けのショップがモノプリの横にあったので寄り道。

そして、19時のフライトに間に合うように空港へ。
写真を撮っていたら、一緒に写真を撮ろうと言ってくれたポリスさん。
いい記念になりました。

シャルルドゴール空港にはラデュレやメゾン・ド・ショコラなど日本では高級なお店がたくさん。
それも、安い!!

フランスから買って帰ったものの一部。
冷蔵庫の棚を一段占めるほど大量のエシレバター。
日本で買ったら2500円のこのバターもフランスでは400円弱。
メゾン・ド・ショコラも日本の半額。
フランスでしか買えないペトロシアンのキャビアやラデュレのマカロン。
日本ではなかなか手の出ない高級品をここぞとばかりに大量買い。

さて、フランス旅行でのあれこれ。
まずはホテル。
サンラザール駅から3分くらいのところにある「ホテル・メルキューレ・オペラ・ガルニエ」
パリ市内のホテルの部屋はとにかく狭いと聞いてはいたので、
そんなに驚きはしなかったけれど確かに狭い。
スーツケースを2つ広げたら足の踏み場が無いくらいの狭さ。
それでも清潔感があって、受付にはなんと日本語の出来る人が!!
たどたどしい日本語で「またの・おこしを・おまちしております」の最後の言葉は嬉しかった。

そして、良く使ったサンラザール駅。
駅の中がショッピングモールになっていて、レストランは夜遅くまで開いている。
メトロもあるし、国鉄(RER)もあるのでとっても便利。
ヴェルサイユまでは乗り換え無し。
ショッピングモールから隔てること無く、同じフロアに国鉄(RER)のホームがあるので
なんだか変な感じ。
改札口がありません。

メトロ→日本の電車のように改札口があり、改札口に切符を入れる。
出る時に改札口は無いので、切符はゴミと化すけれど、時々乗務員さんが来てチェック
されることがあるので電車を下りるまでは必ず持っている必要あり。
国鉄→ 改札口は無し。ホームに刻印機があるので、切符にスタンプを押してもらう。
出る時に改札口あり。
ホームなどの案内板には次の駅名は表記されておらず、その路線の最終駅が表記されるので
日本人にはちょっとわかりにくい感じ。

便利だったのがミュージアムパス。
日本で申し込んでおくと自宅に送ってくれる。
ルーブル美術館・オルセー美術館などの美術館はもちろん、
ノートルダム寺院、コンシェルジュリー、ヴェルサイユ宮殿とトリアノンなど
チケット売り場に並ばずに入ることが出来る。
ちなみに、エッフェル塔も日本からの事前予約をしておくと最高。
お隣の行列をすいすい追い越して、待つことなくエレベーターへ。
フランスに行って一番悩んだのがチップ。
ガイドブックにはチップは必要無しと書いてあるものの、
ある程度のお店では、周りの外国人を見ているとみんなチップを渡している。
周りを見習って、支払後に伝票を挟んであるバインダーにチップを挟んで置いておく。
そしてタクシーでは端数はもらわない。
せっかくのフランス旅行。
日本人はいいねって思ってもらいたい。
ずっとフランス料理を食べ続けて飽き飽きし、
やっぱり日本料理がいいねと帰国後は日本食ばかり食べていたけれど、
そろそろまたあのこってり味のフランス料理が食べたくなってきた。
今になってパリの街並みを懐かしく思い起こしている。

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